Aaveとは

Aave(アーベ)は、イーサリアムエコシステムで最大のレンディング(貸借)プロトコルです。フィンランド語で「幽霊」を意味する名前を持ち、2017年にETHLendとして創業、2020年にAaveとしてリブランドしました。ユーザーは暗号資産を預けて利息を得たり、担保を元に借り入れたりできます。

仕組み

Aaveではユーザーが暗号資産を流動性プールに預けると、その資産は借り手に貸し出され、利息が発生します。預けた資産の代わりにaToken(例:aETH、aUSDC)を受け取り、このトークンが自動的に利息を蓄積します。借り手は担保を過剰(通常120〜150%以上)に預けることで借入が可能になります。

革新的な機能

Aaveは複数の革新的な機能を導入してきました。フラッシュローン(1トランザクション内の無担保借入)、変動金利と固定金利の切り替え、信用委任(Credit Delegation / 他者の信用枠を使った借入)、eモード(相関資産間の高効率借入)などです。これらの機能がAaveをDeFiレンディング市場のリーダーに押し上げました。

マルチチェーン展開

Aaveはイーサリアムだけでなく、Polygon、Arbitrum、Optimism、Avalanche、Base、BNB Chain、Metisなど多数のチェーンに展開しています。Aave V3ではクロスチェーンのポータル機能が導入され、異なるチェーン間での資産移動が容易になりました。TVLは常にDeFi上位を維持しています。

GHOステーブルコイン

2023年にAaveは独自のステーブルコイン「GHO」をローンチしました。Aave上の担保を基にGHOを発行できる仕組みで、MakerDAOのDAIと類似した暗号資産担保型ステーブルコインです。stkAAVE保有者は借入金利の割引を受けられ、AAVEトークンの新たなユーティリティとなっています。

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