CT用語集 — クリプトTwitter(Crypto Twitter)でよく見る略語・スラング一覧

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暗号資産(仮想通貨)に関する情報収集でX(旧Twitter)を使い始めると、英語の略語やスラングが飛び交っていて戸惑うことはありませんか?クリプト界隈のTwitterコミュニティはCT(Crypto Twitter)と呼ばれ、独自のスラングや略語が数多く生まれています。

これらの用語を知らないと、重要な情報を見逃したり、コミュニティの会話についていけなかったりすることがあります。逆に、CT用語を理解していれば、英語圏の最新情報をいち早くキャッチし、コミュニティとの交流もスムーズになります。

この記事では、CTでよく使われる略語やスラングをカテゴリ別に整理し、それぞれの意味と使い方を解説します。ブックマークしていつでも参照できるようにしておくと便利です。

投資行動・トレードに関するCT用語

CTで最も頻繁に使われるのが、投資行動やトレードに関するスラングです。

Ape in(エイプイン):リサーチをせずに衝動的にトークンを購入すること。「ape」は猿の意味で、「猿のように飛び込む」というニュアンスです。「I aped into this token(このトークンに飛びついた)」のように使います。

DYOR(Do Your Own Research):「自分で調査しなさい」の略。投資アドバイスではないことを示す免責として使われるほか、自己責任の重要性を伝える表現です。「NFA, DYOR」とセットで使われることが多いです。

NFA(Not Financial Advice):「これは投資アドバイスではありません」の略。トークンやプロジェクトについて言及する際に、法的責任を避けるために添えられます。

HODL(ホドル):「Hold(保有する)」のスペルミスが定着したもの。価格が下がっても売らずに長期保有し続けることを意味します。2013年にBitcoin掲示板で生まれた伝説的な用語です。「Hold On for Dear Life(必死にしがみつけ)」のバクロニムとしても知られています。

Diamond Hands(ダイヤモンドハンド):価格が暴落しても売らずに保有し続ける強い意志を持つ人。絵文字では💎🙌で表現されます。反対語はPaper Hands(ペーパーハンド)で、少しの下落ですぐに売ってしまう人を指します。

Buy the Dip(バイ・ザ・ディップ):価格が下落したときに買い増すこと。「Dip」は一時的な価格下落を意味します。

Rekt(レクト):「Wrecked(破壊された)」のスラング。大きな損失を被ったことを意味します。「I got rekt(やられた)」のように使います。

Bag holder(バッグホルダー):価格が大幅に下落したトークンを売れずに持ち続けている人。損失の出ているポジションを指して「heavy bags(重い荷物)」と表現することもあります。

Flip / Flipping(フリップ):短期間で売買して利益を得ること。特にNFTの転売でよく使われます。

市場・感情に関するCT用語

市場の状況や投資家の感情を表すCT用語も豊富です。

FOMO(Fear Of Missing Out):「取り残される恐怖」。価格上昇を見て「今買わないと間に合わない」と焦る心理状態です。FOMOに駆られた購入は高値掴みになることが多いです。

FUD(Fear, Uncertainty and Doubt):「恐怖、不確実性、疑念」。ネガティブな情報や噂を広めてパニック売りを誘発することを指します。「Stop spreading FUD(FUDを撒くのをやめろ)」のように使います。

Alpha(アルファ):まだ広く知られていない有益な情報や投資機会のこと。「あのインフルエンサーはいつもalphaを共有してくれる」のように使います。金融用語の「アルファ(超過リターン)」が由来です。

Cope / Copium(コープ / コーピウム):損失や悪い状況を自分に都合よく正当化すること。「Copium」は「Cope(対処する)」と「Opium(アヘン)」を組み合わせた造語で、「現実逃避の薬」というニュアンスです。価格が暴落しているのに「長期では上がる」と言い続けるような行動を指します。

Shill(シル):特定のトークンやプロジェクトを過度に宣伝・推奨すること。「He is shilling his bags(彼は自分の持ち分を宣伝している)」のように使います。ネガティブなニュアンスが強い言葉です。

Bullish / Bearish(ブリッシュ / ベアリッシュ):強気 / 弱気。伝統的な金融用語ですが、CTでは非常に頻繁に使われます。「I am bullish on ETH(ETHに強気だ)」のように使います。

Pump and Dump(パンプ・アンド・ダンプ):組織的に価格を吊り上げ(Pump)、高値で売り抜ける(Dump)詐欺的手法。小型のミームコインでよく発生します。

Rug Pull(ラグプル):開発者がプロジェクトの資金を持ち逃げすること。「rug」は絨毯(じゅうたん)で、「足元の絨毯を引っ張る」イメージです。DeFi詐欺の典型的な手口です。

プロジェクト・技術に関するCT用語

プロジェクトや技術について議論する際に使われる用語です。

GM / GN(Good Morning / Good Night):CTでの挨拶。毎朝「GM」とツイートするのはCT文化の一部で、コミュニティの結束を示す行為です。

WAGMI / NGMI(We Are Gonna Make It / Not Gonna Make It):「俺たちは成功する」/「あいつはダメだ」。WAGMIはポジティブな連帯感を示し、NGMIは愚かな判断をした人への批判的な表現です。

LFG(Let’s F***ing Go):興奮や気合いを表す表現。プロジェクトの良いニュースやトークン価格の上昇時に使われます。

Fren(フレン):「Friend(友達)」のスラング。CT上での仲間を親しみを込めて呼ぶ表現です。

Ser(サー):「Sir」のスラング的なスペル。CTで相手に呼びかける際に使われます。「Ser, this is a Wendy’s(場違いですよ)」というミームでも有名です。

Probably Nothing:「たぶん何でもない」。実際には「これはめちゃくちゃ重要だ」という意味の反語表現です。大きなニュースやパートナーシップの発表時に皮肉を込めて使われます。

Few(フュー):「Few understand this(これを理解している人は少ない)」の略。自分が見つけた情報やトレンドの重要性を強調する際に使います。

CT(Crypto Twitter):暗号資産コミュニティのTwitter(X)全体を指す用語。「CT is talking about…(CTでは…が話題になっている)」のように使います。

NFT・DeFiに関するCT用語

NFTやDeFi分野で特によく使われる用語もあります。

Mint(ミント):NFTを新規発行すること、またはその発行イベントに参加すること。「Did you mint the new collection?(新しいコレクションをミントした?)」のように使います。

Floor Price(フロアプライス):NFTコレクションの最低出品価格。コレクション全体の価値を測る指標として使われます。

PFP(Profile Picture):プロフィール画像として使うNFT。Bored Ape Yacht Club(BAYC)やCryptoPunksなどが有名なPFPコレクションです。

Airdrop(エアドロップ):プロジェクトがトークンを無料配布すること。早期ユーザーへの報酬として行われることが多いです。「Are you eligible for the airdrop?(エアドロップの対象になってる?)」

Yield Farming(イールドファーミング):DeFiプロトコルに資金を提供して利回りを得ること。高APYを追い求める行動は「Degen farming」とも呼ばれます。

Wen(ウェン):「When(いつ)」のスラング。「Wen moon?(いつ月まで上がるの?)」「Wen airdrop?(エアドロップはいつ?)」のように、待ちわびている出来事について尋ねる際に使います。

To the Moon(トゥー・ザ・ムーン):価格が急上昇すること、またはそれを期待する表現。ロケット絵文字🚀とセットで使われることが多いです。

Whale(ホエール / クジラ):大量のトークンやNFTを保有している大口投資家。クジラの動向は市場に大きな影響を与えるため、「Whale alert(クジラ警報)」として監視されています。

まとめ

CT(Crypto Twitter)には、独自のスラングや略語が無数に存在し、日々新しい表現が生まれ続けています。この記事で紹介した用語は、その中でも特に頻出するものを厳選しました。

これらの用語を覚えておくことで、英語圏のクリプトコミュニティの情報をスムーズに読み解けるようになります。最初はすべてを覚える必要はなく、よく見かける用語から少しずつ慣れていくのがおすすめです。

暗号資産の情報は英語圏が圧倒的に早いため、CT用語を理解していることは大きなアドバンテージになります。ぜひこの用語集をブックマークして、CTを楽しんでください。