Curve Financeとは
Curve Finance(カーブ)は、ステーブルコインや類似資産(ETH/stETH等)の交換に特化したDEXです。同種資産間のスワップにおいて極めて低いスリッページを実現する独自のAMMアルゴリズム「StableSwap」を採用しており、DeFiのインフラとして不可欠な存在となっています。
StableSwapアルゴリズム
Curveの核心はStableSwapアルゴリズムです。Uniswapの定積関数(x*y=k)とは異なり、ペッグ付近では価格変動を最小化し、大きく乖離した場合には通常のAMMのように動作するハイブリッド型の曲線を使用します。これにより、USDC/USDT間のスワップなどで0.01%以下のスリッページを実現できます。
Curve Wars
「Curve Wars(カーブ戦争)」は、CRVトークンのガバナンス権をめぐるプロトコル間の競争です。CRVをロックしてveCRVを得ると、Curveプールへの報酬配分を投票で決定できます。Convex Finance、Yearn Financeなどがこの投票権を集積し、自プロトコルに有利な報酬配分を獲得しようと競い合っています。
crvUSDステーブルコイン
2023年にCurveは独自のステーブルコイン「crvUSD」をローンチしました。LLAMMA(Lending-Liquidating AMM Algorithm)という革新的な清算メカニズムを採用しており、担保価格が下落した際に段階的に清算を行うことで、従来の一括清算による大きな損失を軽減します。
DeFiにおける重要性
Curveはステーブルコインの流動性の要として、DeFi全体に影響力を持っています。新しいステーブルコインやLSTがCurveプールで十分な流動性を確保できるかどうかは、そのプロジェクトの成功を左右する重要な要素です。マルチチェーン展開も進んでおり、10以上のチェーンで稼働しています。