MakerDAO / Sky(メイカーダオ)

MakerDAOとは

MakerDAO(メイカーダオ)は、イーサリアム上で最も歴史のあるDeFiプロトコルのひとつで、暗号資産担保型ステーブルコイン「DAI」を発行するシステムです。2023年にブランドリニューアルを行い、「Sky」として新しいフェーズに移行しています。

DAIの仕組み

DAIはETH、WBTC、USDCなどの暗号資産を過剰担保(通常150%以上)として預け入れ、その担保に基づいて発行されるステーブルコインです。担保価値が一定の比率を下回ると「清算」が発生し、担保が売却されてDAIの価値が保護されます。この仕組みにより中央管理者なしでドルペッグを維持しています。

Skyへのリブランド

2023年、MakerDAOは「Endgame」計画の一環として、Skyへのリブランドを発表しました。DAIはUSDS(Sky Dollar)に、MKRはSKYトークンに移行する計画です。SubDAOと呼ばれる専門組織が各機能を担当し、より分散化されたガバナンス構造を目指しています。

RWA(現実資産)への投資

MakerDAOはDeFiプロトコルとして初めて大規模にRWA(現実資産)に投資しました。米国債や社債のトークン化資産をDAIの担保として採用し、安定的な利回りを確保しています。これにより、DAIの裏付け資産は暗号資産だけでなく、現実世界の安全資産にも分散されました。

DSR(DAI Savings Rate)

DSR(DAI Savings Rate)はDAIの保有者に利回りを提供する仕組みです。DAIを専用のコントラクトに預けるだけで利息が得られ、銀行の普通預金に近い体験を提供します。2023年にはDSRが8%に引き上げられ、DAIの需要増加に寄与しました。DeFiにおける安全な利回りの選択肢として評価されています。

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