Celestiaとは
Celestia(セレスティア)は、モジュラーブロックチェーンの概念を初めて実用化したプロジェクトです。従来のブロックチェーンが実行・コンセンサス・データ可用性をすべて1つのチェーンで処理するのに対し、Celestiaはデータ可用性(DA)レイヤーに特化した設計となっています。
モジュラーブロックチェーンとは
モジュラーブロックチェーンは、ブロックチェーンの機能を「実行」「コンセンサス」「データ可用性」「決済」の4つのレイヤーに分離し、それぞれを専門のチェーンが担当するアーキテクチャです。レゴブロックのように各レイヤーを組み合わせることで、最適なブロックチェーンスタックを構築できます。
データ可用性サンプリング(DAS)
Celestiaの中核技術はDAS(Data Availability Sampling)です。ノードがブロック全体をダウンロードしなくても、ランダムなデータサンプルを検証することでデータが利用可能であることを確認できます。これにより、軽量ノードでもデータの検証に参加でき、分散性を損なわずにスケーラビリティを向上させます。
Rollup as a Service
CelestiaをDAレイヤーとして使うことで、誰でも簡単にロールアップ(L2チェーン)を構築できます。イーサリアムにデータを保存するよりも大幅にコストが安く、多くのL2プロジェクトがCelestiaの採用を検討しています。Manta Pacific、Eclipse、Dymensionなどが実際にCelestiaを活用しています。
TIAトークンと展望
TIAトークンはCelestiaネットワークのステーキングとデータ公開の手数料に使われます。2023年10月のメインネットローンチ後、モジュラーブロックチェーン分野のリーダーとして注目を集めています。イーサリアムのEIP-4844(Proto-Danksharding)の登場で競争が激化していますが、専用DAレイヤーとしての優位性を活かした成長が期待されています。