エアドロップ・ファーミング

エアドロップ・ファーミングとは

エアドロップ・ファーミング(Airdrop Farming)は、将来のトークンエアドロップを期待して、特定のプロトコルやブロックチェーンを積極的に利用する活動のことです。プロトコルがトークンを発行する際、過去のユーザーに対してトークンを無料配布する慣例を利用した戦略です。

エアドロップの歴史

2020年のUniswapの$UNIエアドロップが注目のきっかけとなりました。1回でも利用したユーザーに最低400 UNI(当時約1,200ドル相当)が配布され、大きな話題に。その後もENS、Optimism、Arbitrum、Jito、Jupiterなど多数の大型エアドロップが実施されています。

ファーミングの方法

まだトークンを発行していないプロトコルを特定し、そのサービスを継続的に利用します。ブリッジの利用、DEXでのスワップ、レンディングへの入金、テストネット参加、コミュニティ活動が典型的な行動です。活動の頻度や取引量が多いほど配布量が増える傾向があります。

ポイントシステムの台頭

2023年後半から多くのプロジェクトが「ポイント」システムを導入しました。プロトコルの利用に応じてポイントが貯まり、将来のトークン配布の基準になる仕組みです。EigenLayer、Blast、Ethena、Hyperliquidなどが採用し、ポイント獲得を目的とした大量の資金が流入しました。

注意点とシビル対策

ガス代やプロトコル利用コストが報酬を上回る可能性があります。プロジェクト側もシビル対策(同一人物の複数アカウント排除)を強化しており、LayerZeroでは自己申告制度や外部分析で多数のシビルアカウントが排除されました。リスクとリターンを見極めることが重要です。

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