ロラクルとは、主にパーペチュアルDEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」周りで有名になっている鯨トレーダーの通称で、オンチェーンに公開されている巨大ポジションとその成績が、X(旧Twitter)などで頻繁に取り上げられている存在です。
「ロラクルがここでロング(ショート)」「ロラクルのエントリー/エグジットポイント」などのポストが拡散され、多くの個人トレーダーがコピトレの参考にしている、いわゆる“人名(ハンドルネーム)”としてのロラクル、という理解でほぼ間違いありません。X (formerly Twitter)+1


1. ロラクルは何者なのか

現時点でロラクルは、以下のような特徴を持つ「正体非公開の大口トレーダー」として認識されています。

  • Hyperliquid 上で、数百万〜1,000万ドル規模のポジションを建てているウォレットの動きが追跡されており、それを「ロラクルのウォレット」として紹介するポストがある。X (formerly Twitter)+1
  • STRK・HYPE・2Z・BTC など複数銘柄でロング/ショートを切り替えつつ、かなり高いリターンを上げているスクリーンショットが共有されている。X (formerly Twitter)+1
  • ある投稿では、「皆殺し相場の中で過去30日 +80%、最大ドローダウン 2.72%」といった実績が紹介され、「バケモノ」「神トレーダー」として話題になっている。Yahoo!検索

ただし、

  • 本名・組織・所在国などの情報は公開されておらず、
  • 公式に「何者か」を名乗っている場も現状見つかっていません。

したがって、「特定の取引所に属する機関トレーダー」や「ファンドのディーラー」と断定できる材料はなく、巨大な資金を動かす“個人または少人数チームの鯨トレーダー”とみなすのが現実的です。


2. どこで有名なのか(Hyperliquid とコピトレ文化)

ロラクルが特に話題になっているのは、以下のような文脈です。

  • パーペチュアルDEX Hyperliquid 上でのトップトレーダーとして、コミュニティにしばしば名前が挙がる。X (formerly Twitter)+1
  • HYPE などの銘柄で、ロラクルのポジション状況を見ながら「コピトレしている」「ロラクルの真似をしてエントリーした」といった投稿が多く見られる。X (formerly Twitter)+1
  • 「ロラクルのウォレットアドレスはこちら」としてオンチェーンアドレスが共有され、そのウォレットの建玉や約定履歴をスクリーンショット付きで解説しているアカウントも存在する。X (formerly Twitter)+1

このため、
ロラクルという言葉は

  • 取引手法やインジケーターの名前ではなく
  • 「特定の鯨トレーダー(とそのウォレット)」を指すニックネーム

として使われています。


3. 機関投資家なのか、それとも個人なのか

ユーザーがおっしゃる通り、ロラクルのエントリー/エグジットはしばしば X で実況され、その資金規模も大きいため、「機関投資家では?」という疑問は自然です。

しかし、公開情報からはむしろ

  • コピトレ対象としてコミュニティで崇拝されている
  • Hyperliquid の「有名トレーダー」「鯨トレーダー」として語られている
  • Threads などでは「ロラクル氏」と呼ばれ、個人トレーダーとして扱われている

といった文脈が強く、特定の機関やヘッジファンドの公式ディーラーであるという裏付けはありません。Threads+1

また、一部では

  • 公開ウォレットでロングを見せつつ、裏で別ウォレットでショートを建ててデルタニュートラルにしているのでは、という憶測も語られています。Threads+1

この手の噂も含めて、**「X でミーム化した匿名の天才トレーダー」**というのが、今のところ一番しっくりくる立ち位置です。


4. トレーダーとしてロラクルを見るときの注意点

ロラクルのポジションは確かに参考になる部分もありますが、トレーダーとしては次の点に注意した方が安全です。

  • コピトレは「彼(ら)のリスク許容度」と「自分の許容度」がまったく違う
  • ウォレット表示されているのはあくまで一部で、裏でヘッジ・分散ポジションを持っている可能性もある
  • 成績は「今がたまたま良いだけ」の可能性もあり、長期的な再現性は不明
  • 情報が断片的で、資金規模やバックグラウンドも非公開

まとめると、ロラクルは“指標”ではなく、あくまで一人の巨大プレイヤーです。
「ロラクルの動き=正解」ではなく、

  • あくまで「相場に大きく影響し得る鯨の一例」
  • 「見ておくとおもしろいフロー情報」

くらいの距離感で眺めておくのが現実的だと思います。