1. 概要
ビザンチウム(Byzantium)は、2017年10月16日にイーサリアム(Ethereum)のネットワークで実装されたハードフォークであり、イーサリアムのメトロポリス(Metropolis)アップグレードの前半部分に該当します。
このアップグレードは、スマートコントラクトの最適化、プライバシー向上、取引手数料の削減などを目的としており、イーサリアムのスケーラビリティとセキュリティを向上させる重要な役割を果たしました。
2. ビザンチウムの主な特徴
(1) スマートコントラクトの最適化
- コードの実行コストを削減し、開発者がより効率的なスマートコントラクトを作成できるようになった。
(2) zk-SNARKs(ゼロ知識証明)の導入
- プライバシーを強化するため、トランザクションの詳細を公開せずに取引を証明できる技術を採用。
(3) ディフィカルティボムの調整
- PoS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行準備として、マイニングの難易度調整を実施。
3. まとめ
ビザンチウムは、イーサリアムの進化を支える重要なハードフォークであり、その後のコンスタンティノープル(Constantinople)アップグレードにつながるステップとなりました。