エクソダス(Exodus)とは

「エクソダス(Exodus)」は、暗号資産(仮想通貨)業界において、主に2つの意味で使用されています。一つは、暗号資産ウォレットを提供する企業「エクソダス・ムーブメント(Exodus Movement)」を指し、もう一つは、暗号資産やブロックチェーン技術に関する情報を提供するポッドキャスト番組「EXODUS」です。

エクソダス・ムーブメント(Exodus Movement)

エクソダス・ムーブメントは、2015年に設立された金融テクノロジー企業で、安全で使いやすい暗号資産ウォレットの開発を通じて、個人や企業がデジタル資産を管理・取引できるよう支援しています。同社のウォレットは、デザインとユーザーエクスペリエンスを重視しており、複数の暗号資産を一つのプラットフォームで管理できるマルチアセット対応が特徴です。また、ユーザーはウォレット内で暗号資産の交換、購入、販売が可能であり、自己保管型ウォレットとして、ユーザーが自分の資産を完全に管理できる仕組みを提供しています。

2024年12月、エクソダス・ムーブメントはニューヨーク証券取引所の関連市場であるNYSE Americanへの上場が承認されました。これにより、同社の知名度と株式の流動性が向上すると期待されています。

ポッドキャスト番組「EXODUS」

「EXODUS」は、幻冬舎のブロックチェーン・暗号資産専門メディア「あたらしい経済」の編集長である設楽悠介氏と、Solana SuperTeam Japanのリードを務める大木悠氏がホストを務めるポッドキャスト番組です。この番組では、ジャーナリストや編集者、業界のプレイヤーといった多角的な視点から、ブロックチェーン、暗号資産、NFT、DAO、DeFiなどWeb3領域の最新ニュースやトレンドを深掘りしています。具体的には、暗号資産市場のレポートや、ブロックチェーン技術に関するニュース解説、ゲストを招いたディスカッションなど、多岐にわたるコンテンツを提供しています。

以上のように、「エクソダス」は暗号資産業界において、ウォレットサービスを提供する企業名や、情報発信を行うポッドキャスト番組の名称として使用されています。