Hyperliquidとは
Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、独自のレイヤー1ブロックチェーン上に構築されたオンチェーンの永久先物(パーペチュアル)取引所です。CEX並みの高速な注文処理とオーダーブック方式を分散型で実現し、2024年に最も注目されたDeFiプロジェクトのひとつとなりました。
技術的な特徴
HyperliquidはHyperBFTと呼ばれる独自のコンセンサスアルゴリズムを使用し、ブロックタイム約1秒、秒間10万件のオーダー処理能力を持つとされています。完全オンチェーンのオーダーブックを実現しており、取引のマッチングからクリアリングまですべてがブロックチェーン上で透明に行われます。
エアドロップと成長
2024年11月に実施されたHYPEトークンのエアドロップは、暗号資産史上最大級のエアドロップとして話題になりました。ポイントプログラムの参加者に大量のトークンが配布され、一人あたり数万ドル相当を受け取ったユーザーもいました。このエアドロップを機にHyperliquidのTVLと取引量は急増しました。
HyperEVM
HyperliquidはEVM互換の実行環境「HyperEVM」も展開しています。これにより、永久先物取引だけでなく、レンディング、DEX、ステーブルコインなど一般的なDeFiアプリケーションもHyperliquid上で構築可能になります。独自のL1エコシステムとして総合的なDeFiプラットフォームを目指しています。
競合との比較
オンチェーン永久先物市場ではdYdX、GMX、Vertex Protocolなどが競合です。Hyperliquidは独自L1による高速性と、完全オンチェーンオーダーブックによる透明性で差別化しています。VC資金を受けずにブートストラップした点もコミュニティから評価されています。