仮想通貨・暗号資産の世界では、「いつから参入したか」が意外と重要なステータスになります。
特にX(旧Twitter)やDiscord界隈では、「2017年組」「2021年NFTバブル組」など、参入時期によって呼び名が生まれ、暗黙のコミュニティ階層が存在しています。
今回は、そんな仮想通貨界隈の参入年ごとの呼び名・特徴をまとめてみました。
あなたはどの世代?古参マウントに負けず、楽しんでいきましょう!
参入時期ごとの呼び名と特徴まとめ
2010年以前:オールドガード/レジェンド世代
- 仮想通貨界隈の生きる伝説
- Satoshiがまだ活動していた時代を知る、ごく一握りの初期民
- 「BTCをピザに使った」とか「GPUマイニング時代を語れる」など、もはや歴史的遺産レベル
2011〜2013年:アーリーアダプター/古参枠
- Mt.Gox事件(2014年)前に参入した筋金入り
- ビットコインが1BTC=数百円〜数万円時代をリアルに知る人たち
- 技術志向が強く、「投機より革命」を語る傾向あり
2014〜2016年:中堅古参/ゴックス生存者
- Mt.Gox崩壊後も退場せずに残った層
- イーサリアム初期勢もこの世代に含まれる
- アルトコインブーム前夜、技術・投機・草コインの三角バランス世代
2017年:2017民/バブル組
- 伝説の2017年バブルで大量参入
- ICOブーム真っ只中、毎日新しいコインが生まれ、「〇〇に上場!」でテンション爆上がり
- 草コイン乱舞、詐欺プロジェクトも多かったが、そのカオスを生き抜いた歴戦の勇者も多数
2018〜2019年:冬の時代組
- バブル崩壊後の冷え切ったマーケットに参入or耐え抜いた層
- BTCは100万円割れ、どの通貨も無慈悲な下落
- 逆境耐性が高い、地獄を知るハードモード世代
2020年:DeFi民
- DeFiブームと共に登場した新世代
- イールドファーミング、流動性マイニングなど、DeFi特有の用語に強い
- 銀行不要!自分で稼ぐ!という脱中央集権マインドが色濃い
2021年:2021民/NFTバブル組
- 2021年のBTC6万ドル突破&NFTバブルに飛び込んだ層
- TwitterのアイコンがNFT化、OpenSeaと毎日睨めっこ
- イーサリアムのガス代で泣き、ミント戦争で血を流すのが日常
2022年:FTXショック世代
- FTX崩壊という歴史的大事件をリアルタイムで経験した新規勢
- 「取引所に資産を置くな」が身体に刻み込まれた世代
- セルフカストディ、オンチェーン文化に目覚めるきっかけにも
2023年以降:新規勢/エアドロ乞食/AIトークン組
- ArbitrumやLayerZeroのエアドロ乞食活動が活発化
- 新規L2チェーンやAI銘柄に飛びつくトレンド好き
- オンチェーン文化への順応も早く、仮想通貨=オンチェーンがデフォに
世代ごとの文化やノリの違い
💬 古参勢のノリ
- 技術・思想重視
- ビットコイン原理主義も多い
- 「昔は良かった」発言がデフォ
💬 バブル組のノリ
- 短期で爆益狙い
- ノリと勢い重視
- 草コイン・新興プロジェクト大好き
💬 DeFi民のノリ
- ファーミング・LP供給が日常
- 実需派&オンチェーン志向
- DeFiウォーズの歴史に詳しい
💬 NFT世代のノリ
- プロフィールアイコン(PFP)に命かける
- 「コミュニティ」が全て
- 価格より文化・ストーリー重視…と言いつつ、利確も早い
💬 2023年以降の新世代
- エアドロ戦争にどっぷり
- オンチェーン分析力が高い
- 新興チェーン・L2開拓が大好物
まとめ:世代は違えど、同じ仮想通貨好き
仮想通貨界隈には、いつ参入したかで生まれる文化やノリの違いがあります。
古参・新参で煽り合うこともありますが、結局みんな「仮想通貨が好き」という点では同じ。
世代を超えたコミュニティの広がりこそ、この界隈の醍醐味です。
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