CryptoNinja Partners(CNP) は、日本発の NFT コレクションであり、 CryptoNinja(クリプトニンジャ) プロジェクトから派生したスピンオフ的存在です。NFT を単なる投機対象とせず、「コミュニティとの関係性」「メンバーシップ機能」を重視した設計が特徴です。
以下、主な内容を整理しました。
1. コレクション概要
- 発行数:22,222体のユニークな NFT が発行されている。
- 発行日:2022年5月15日。
- ブロックチェーン:Ethereum 上で展開され、一般的な NFT マーケットプレイスで取引可能。
- カテゴリー:PFP(プロフィール画像型)NFT コレクション。
- 売買実績:トレーディング量は既に多数 ETH を超えており、NFT コレクションとしての流動性が確立されている。
- フロア価格:OpenSea、Magic Eden などで取引されており、フロア価格は ETH ベースで設定されていることが確認できる。
2. コンセプト・目的
- NFT は投機用途ではない
CNP の公式説明では、「投機目的の NFT ではない」「NFT は NinjaDAO が生み出す価値を享受する“会員証”」という立ち位置を明記している。 - コミュニティ連携
忍者 DAO(NinjaDAO)という活発なコミュニティのメンバーと NFT 保有者を繋ぐ構造を目指しており、プロジェクトによる価値創出を共有する設計を志向。 - ファン ⇄ パートナーの関係性
キャラクター・作品・ファンの間の関係性を新たに創造し、ファンも「パートナー」として参加できる世界観を目指している。
3. 特徴・機能
- 所有者向け限定アプリケーション「CNP Friends」
CNP 保有者向けのスマホアプリ「CNP Friends」が構想されており、歩数に応じてポイントが貯まる機能などのゲーム要素も設計されている。 - 商用利用のガイドライン
CNP を使って収益化(賃貸、販売、レンタル等)を行うには、プロジェクト側の承認や契約が必要との明記がされている。 - 多様なキャラクター展開
忍びの里で使い魔として活躍するパンダ、ウサギ、ヘビ、幽霊など、さまざまな姿に変身するキャラクター群が存在。
4. 利点・魅力と注意点
利点・魅力
- コミュニティ設計が中心の NFT:ファンとプロジェクト間の関係を継続的に育てる価値設計。
- 保有者向け特典の可能性:将来的な機能追加、アプリ連携、ガバナンス参加などが想定される。
- ブランド力と認知力:CryptoNinja の系列という背景があり、日本国内での認知度が高い。
注意点・リスク
- 商用利用には承認が必要:無断で収益化するとトラブルになる可能性。
- 価格の変動性:NFT マーケットは変動が激しく、フロア価格が上下しやすい。
- プロジェクトの持続性:将来的な開発・運営継続性が重要。